2012年1月8日日曜日

ANGEL-A


ANGEL-A
(2005年公開 リュック・ベッソン監督)


アメリカからパリにやって来た冴えない男、アンドレ(ジャメル・ドゥブーズ)は、
ギャング絡みの借金が原因で、48時間後までに返済しないと命を奪われるかもしれない窮地に
陥っていた。絶望したアンドレは、アレクサンドル三世橋からセーヌ河を見下ろし、自殺の決意をする。
だがその矢先、隣に現れた美女がいきなり河に飛び込んだ。とっさにアンドレも後を追い、
無我夢中で彼女を助け出す。この美女アンジェラ(リー・ラスムッセン)は、
アンドレにキスをし、何でも言う通りにすると言って彼と行動を共にし始める・・・








とても綺麗な映画です。
朝5時から10時、そして夕刻の時間帯のみで撮影されたという全編モノクロ映像で映し出されるパリの街が本当に美しい。



特に目を奪われたのが、

リー・ラスムッセン(Rie Rasmussen)

デンマーク・コペンハーゲン出身の女優・モデルです。
15歳の時にNYでスカウトされモデルに、Victoria's SecretやGucciなどのショーで活躍。
将来的には映画監督を志望しているそうで、映画学校に通い、これまでに2本の短編映画を製作しているんだとか。
こちらのレポートを読む限り才女でありチャーミングな人柄のよう。



映画本編でも見られる挑発的な目線や逞しい意思のある表情が印象的。
モデルというとガリガリな方も多い(それはそれで私は好みです。)ですが、
この方は程よい肉付きと筋肉のバランスがとても素敵だと思うのです。

↑これは少しアンジェリーナ・ジョリーに似ている写真だと思います。


そして主演の
ジャメル・ドゥブーズ(Jamel Debbouze)

モロッコ系のフランス・パリ出身の俳優・プロデューサー・コメディアン。
フランスではテレビ番組『H』や『Jamel Comedy Club』などで有名らしいな方らしいですね。
8歳の時に鉄道事故で右腕の自由を失っているため、いつもポケットに手を入れているんだそう。確かに映画の中でもジャケットのポケットに手を突っ込んでふてぶてしく歩くシーンがありました。
そしてどこかで見た事があるお顔だなぁと思ったら・・・
(2001年公開)
の八百屋さんのパシリの青年でした。
政治や慈善活動などにも積極的な方だそうです。




長くなりましたが、かなりお気に入りの作品です。
期会がありましたらどうぞご覧ください。

yukichi

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